聖和記念病院に併設する「聖和訪問看護ステーション」を利用できます。ご家庭での療養を専門の看護職員による『日常の健康管理や医療処置』、専門のリハビリ職員による『リハビリテーション』を行い、「看護」と「リハビリ」の両方からのサポートいたします。
ご本人やご家族が、住み慣れたご自宅で安心して生活できるようお手伝いいたします。
訪問看護の対象者
すべての年齢が対象者となります。 疾病・障がいを持ち、療養しながらご家庭で生活されている方。
ご本人だけでなく、支えているご家族もサポートいたします。
訪問看護をご利用になるには、かかりつけ医(主治医)から訪問看護指示書の交付を受ける必要があります。訪問看護指示書の作成は、医療保険で算定されます。受診時に保険割合に応じた自己負担が発生します。
介護保険・医療保険について
訪問看護は、医療保険と介護保険に分かれています。 料金形態やご利用回数等も変わってきます。
どちらの保険を利用できるかについては、法令で細かく定められています。
介護保険での訪問看護は、介護保険の要支援・要介護認定を受けた方が対象となり、ケアマネージャーの作成するケアプランに位置づけられます。急性増悪で特別指示書が交付された場合は、一時的に医療保険に切り替わります。
医療保険での訪問看護は、介護保険対象外の方に対して提供されます。原則として週3回までですが、特別指示書を交付された方や「別に厚生労働大臣の定める疾患」に該当される方は回数制限はありません。
ご不明な点はお問い合わせ下さい。
訪問看護でおこなうリハビリとは
安心してより良い療養生活を送っていただくために、リハビリ専門のスタッフ(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)がご自宅を訪問し、ご自宅にてリハビリを行います。
住み慣れたご自宅で、ご本人が自分でできることや、ご家族へ介助方法のアドバイスをすることで、寝たきり状態を防ぎ、生活範囲を広げ、快適で豊かな生活を送ることができるような支援を行います。
主なサービス内容
- 病状の観察
- 血圧、脈拍、体温測定
- 健康状態の観察
- 栄養、食事摂取のケア
- 栄養環境の整備 など
- 療養上のお世話
- 清潔、排泄のケア
- 食事介助、指導
- 食生活に対する援助
- 寝たきり、床ずれ防止 など
- 医師の指示による管理・処置
- 医療機器やカテーテル等の管理
- 床ずれなど創部の処置
- 服薬管理・指導
- かかりつけ医の指示による処置・検査 など
- ご家族への支援
- 病状、介護、日常生活に関する相談、支援
- 精神的支援
- 介護者の健康管理
- 介護用品に関する相談 など
- リハビリテーション
- 日常生活動作の練習
- 介助方法の助言、練習
- 福祉用具や住宅改修の相談
- 飲み込み、食形態方法の助言 など